東洋哲学の本を読んでみた【自分とかないから。】

日常

ふとしたときに本読みたくなる時あるよね。

僕もたまにビジネス書とか読んで読んだ気になっている。

最近、全く知らない分野の本にも挑戦してみようと思い、東洋哲学について綴られている「自分とかないから」を読んでみた。

今回は、この本の感想を語ろうと思う。

 

 

まず正直な感想としては、

よくわらかん。

本の書き方が悪いとかそういうのではなく、単に東洋哲学の考え方が難しすぎる。

まぁ哲学とはそういうもんなんだろうと思うけど、ことあるごとにフィーリングを試そうとしてくる。
こっちは全知全能ちゃうぞ。

しかし、読んでいるうちに心なしか悩みが軽減された気がする。

 

本の内容に移ろう。

本の内容自体はかなり砕けた論調で、すらすらと読める。
僕でも3日程度で読了した。(内容を理解できたかは置いといて)

また、著者が東大卒ということもあり、例えもわかりやすいしイメージしやすい。

ただ、その先がわからない。

結局、「無我」とか「空」とかなんなんだ。

東大卒の方がこれだけ砕いて説明してくれてるのに、理解できない僕は一体…

 

さて、この本で語られている哲学は、下記の6つだ。

一つ目は仏陀が提唱した「無我」

二つ目は龍樹が提唱した「空(くう)」

三つめは老子が提唱した「道(タオ)」

四つ目は達磨大使が提唱した「禅」

五つ目は親鸞が提唱した「他力」

六つ目は空海が提唱した「密教」

文字で見れば単純そうに見えるのに考え方は難しい。

というかめっちゃややこしい考え方を1~2文字で表してるの天才集団としか言いようがない。

ラノベタイトル見せたら1文字でまとめてくれそう。

 

それぞれの哲学について語ろうと思うと語り切れないが、
一番気を楽にさせてくれたのは「他力」だ。

この教えは、ダメな人ほど救われるといった考え方。
なお、決して他人任せといった考え方ではない。

そもそも仏教のエリートが「ダメな人ほど救われる」といってくれてるだけでほんの少し希望が持てる。

なぜ、ダメな人ほど救われるのか。

ここで言われているダメな人というのは、道徳的にダメな人という意味ではなく、人みんなが持っている煩悩や傲慢などの事。

例えば、仕事で失敗した、テストで大やらかしをやってしまった。

そういった時に今まで上手くやろうとしてきた自分というフィクションが崩落し、自分のダメさを認識してしまい、空っぽになる。

でも、自分の弱さを認識したからこそ阿弥陀如来に身を委ね救われる。

ということらしい。

確かに、成功者と呼ばれる人たちに共通しがちなことと言えば、何かしらで大失敗をしている傾向があると思う。
例えば、過去に借金を背負っていたり、会社から追い出されたりなど、失敗談が多い。

つまり、個人的な解釈となってしまうが、失敗しても自分の弱さを認め、諦めず前進すれば何かしら良い結果が伴うのではと勝手に解釈した。

なんか失敗してもなんとかなるんだなーと安心感が出てきた…

  

ということで、僕もまずは自分のダメさを認識するところから始めよう!

 

「やーい俺君の低収入ー!、非モテー!、コミュ障ー!」

 

・・・

 

救いはありますか?

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